2024/11/03 09:16
お世話になっております。さとう猫ぼっこです。
10/31にぺろ君が「バルーン拡張術」の手術を受けました。手術前に再度CT検査を行い、おそらく「右大動脈弓遺残」はないだろうとのことで、通常の処置となりました。
拡張の際に食道壁の肥厚部分にて組織が硬くなっていたため出血は伴ったものの、心配されていた穿孔はなく無事手術を終えております。
今回の手術では、2種類の経の異なるバルーンを使って、2段階に分けて狭窄していた食道を拡張したとのことです。小さな身体を開胸することなく終えることが出来たことに、ひとまずホッとしております。
主治医の方針では、小さな身体で全身麻酔下での処置を何度も行うことのリスクを考え、今回のバルーン拡張術にて完結させたいとのことです。
拡張した食道が再狭窄してしまう可能性もあり、今後は経過をみての判断となります。今回の治療で状態が改善することを心から願うばかりです。
手術前までに掛かった費用として34万円ほど、今回の手術と検査・入院で約31万円ほどが必要となりました。今後の経過によっては検査、治療にはさらに費用を必要としますが、みなさまのご支援のおかげで、より良い治療を選択出来ています。本当にありがとうございます。
ぺろ君の身体への負担を考えても、このまま再手術とならずに済むことが1番です。もし再狭窄となった場合、改善の余地があるのであれば再びバルーン拡張術を行うということも選択肢の一つです。しかし、今回の手術・入院で掛かった費用と同等の額が必要となるとなかなか厳しいというのが現実です。手術は終えたものの、ぺろ君はすぐに他の子と同じような食事ができるわけではなく、少しでも食道への負担を減らすために現在も流動食を立位で食べ、そして食後は縦抱っこを30分ほどキープする必要があります。経過によってはご飯の形状や体勢は今後変わっていくと思います。ぺろ君の回復をどうか一緒に祈り、見守っていただけたら嬉しいです。